女性が薄毛になる原因とは?

薄毛の原因
女性が薄毛になる原因は、女性ホルモンだけでなくさまざまな要因で薄毛になります。

加齢による髪の太さの変化&薄毛のなり方

女性の髪は30代後半から徐々に細くなっていきます。
頭全体の髪の太さと毛髪の密度が緩やかに低下し、分け目部分の薄毛が目立ち始めます。
つまり、女性の薄毛は髪が細くなると同時に密度も低下するという特徴があります。
薄毛に気付き始める年齢は女性は40代ごろからボリュームの低下が気になり始めます。

ヘアサイクルとは

髪は、生えてから一定の期間がたつと自然に抜け落ち、これをヘアサイクルといいます。

ヘアサイクルは次の3つのステージからなります。
・成長期:毛母細胞が分裂増殖し、髪が伸長する。約4〜6年。
・退行期:毛母細胞の増殖力が弱まり、髪が伸長しなくなる。約2〜3週間。
・休止期:弱い力で抜けるため、シャンプーや毛流れを整える過程で自然に抜ける。同じ毛穴で次の髪が生え始める。2〜3か月。

女性の薄毛は「休止期」の毛髪の割合が多くなり、抜け毛が増え、頭髪全体の本数が減少してしまいます。
また、女性でも男性型脱毛症になる人がいることがわかっています。

女性ホルモンとヘアサイクルの関係〜

女性ホルモン(エストロゲン)は、成長期を維持し、髪を太く長く育てて、抜け毛を防ぎます。
閉経後はこのようなエストロゲンの恩恵を受けにくくなります。
又、娠時にはエストロゲンの分泌が増えるため、髪の毛は通常時よりも退行期・休止期に移行しにくく、抜けにくくなります。
出産後はエストロゲンが通常量に戻り、それまで休止期に入らず抜けなかった髪が一気に抜けるため、抜け毛が増加し、これを出産後脱毛といいます。

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